無事出生届が出せました^_^
ので・・・
今回のタイ国出生登録書取得までの奮闘記、、いや、タイ国出生登録書翻訳までの奮闘記を詳しく記録しておこうと思います。
出来るだけ詳しく書きますが、書類の写真を載せられないためご容赦ください。。
日本人夫婦がタイで出産した場合の必要書類
はじめに日本人夫婦がタイで出産した場合の必要書類
日本大使館に提出
❶病院発行の英文出生証明書(ない場合はタイ国出生登録書でokでした)
❷上記和訳(.フォーマットはwebサイトから)
❸出生届2通(フォーマットはwebサイトから)
❹戸籍謄本(抄本)
❺印鑑(認印可)
※タイ国出生登録書とはタイで生まれた赤ちゃんに対して病院管轄の区が発行する書類。サミティベやバムルンなどでは労働許可証と親のパスポートの写提出で申請を代行してもらえる。
遡ること出産翌日。
病院のレセプションの方(タイ語しか話せない)が、英語の話せるナースと共に私の病室にやって来て、
『旦那さんはくる?今日中にパスポートの翻訳を取得しに日本大使館と外務省へ行って欲しいんだけど・・』
と、言われましたw
エーーーー、何回も、必要書類ないかどうか確認したよね?
とか言っても出生届出せないとしょうがないので…
夫に連絡する→夫、人事のタイ人に日本大使館、病院、クロントイ区役所の3箇所へ連絡してもらう。
私→日本大使館に連絡し、必要事項の確認と相談
サミティベ、バムルンなどがあるワタナ区役所では求められることはない書類なのですが、どうやら私が出産した病院のあるクロントイ区役所では外国人が出産した場合のパスポートのタイ語翻訳はどうしても必要だそうで、しかも、この書類は出生日含む15日以内に発行し、提出しなればならないのですwでもさすがに当日は無理!(その時すでに午後3時)
そんなわけで、退院直後に日本大使館へ行き、 事情を話してパスポートとビザの記載事項証明を作成してもらいました。
日本大使館
パスポートの記載事項証明を作成してもらいます。パスポート原本、ビザと顔写真部分の写しが必要でした。これは、申請から1時間も経たずにできますが、本人の出頭必須です。ちなみに私、夫両方分が必要で、費用は2人で1280バーツでした。
その後、ジェーンワタナのタイ外務省へ行きました。
タイ国外務省
日本大使館で作成してもらった英訳書類を2階の翻訳会社でタイ語に翻訳してもらいました。私も夫も労働許可証を持っているので(タイ語での身分証明)労働許可証通りに名前を翻訳してもらいました。翻訳費用は2つで600バーツ、30分ほどかかりました。ちなみに、なぜか夫と私のタイ語苗字の綴りが違いましたがw問題ありませんでした。
その後、3階に行き、申請用紙を記入して、パスポートとビザの写しと共に申請を行いました。申請用紙はタイ語で記入する必要があったので、翻訳会社の人に書いてもらい、100バーツチップを払いました。承認費用は1部400バーツ(二人で800バーツ)、2日後の同時間に作成完了とのことでした。ちなみに申請、受け取り共に本人の出頭必須です。
そして2日後、認定印の押された書類を受け取り(朝8時半に言ったけど受け取れました)病院に向かい、病院の作成書類と共にクロントイ区役所にて出生登録書の申請を行いました。 ちなみに、パスポート英訳、タイ語訳は両方回収されました。
そしてそして、翌日、出生登録書をGetしました。
出生届を出そう
日本大使館の方には最悪、病院発行の英語の出生証明書がなくても、区役所発行の出生登録書と日本語翻訳があればOKと伺ってたんですが。
私の病院は、タイ語の出生証明書を発行してくれたので、それの英語訳を頼んでみたのですが、無理でしたw
そういうわけで、タイ国出生登録書の日本語訳をする羽目になりました。
※日本人×タイ人夫婦はこちらを提出必須です。
タイ国出生登録書翻訳
主に住所と、届出人等の署名、陰暦が難解です。
陰暦は新月→満月がえい月満月→新月がき月
で何日目にあたるかがタイ国出生登録書に書いてあります。
月の満ち欠けは下記webサイトを参考にさせていただきました月齢カレンダー
住所はGoogle mapをタイ語モードにして地道に頑張って調べたうえで、サンプルを元に翻訳。署名のタイ人名はメイドさんに音読してもらってカタカナにしました。
どうしてもわからなかったところは職場のタイ人に聞きました。
⭐︎maiden name (結婚前の氏)を書く欄が、女性の側にだけあります
我が家は妻氏婚ですが、夫にも妻にも現在の氏を書きました。問題ありませんでした。
ちなみに、翻訳者は私の名前で出しました。
そして、出来上がった書類とともに出生届を日本大使館に提出してきました。(感嘆)
感想
ああああ、もう本当、どうしようかと思った
そんなわけで、思いがけず日本人だらけの国で、日本人として初めてクロントイ区で出生届をだすこととなった我が娘なのでした
私ね、普段から起こりうる最低の事柄を想定してその対処を考えながら準備するのが趣味というもはやリスクヘッジ大好き人間なんですよ。だけどさ。今回久しぶりに、自分の想定超えてきてびっくりしました。いや、ぶっちゃけ必要書類は病院に何回も確認したのよ?だってわたしそういう人じゃん?でも、パスポートのタイ語訳とか出産してから言われたからさ。いや、先に言えよって、正直怒りましたよ…もう終わったことなんでいいですけど。。
でも、今回こんな事があって、人毎に役所毎に違うルールがあって、言語の壁があって。。
ああ、きっと日本で出産する外国人は、私たち以上に大変なんだろうなって思いました。
だってうちの病院、10人に一人くらいは英語の話せる看護師さんいたけど、日本の病院が同じような比率で英語が通じるとは正直思えないし。外国人のみんながみんな、外国人対応バッチリな病院で出産出来るわけではない。
出産に関する病院選びは家からの距離もとい費用がカナリ高い優先事項になるから、すごく沢山の人がこうやって悩んで、時間に追われて、産後に大変な思いをしてるんだろうなって思いました。
まあ思っただけで、どうしようというのは今のところないんですけどね。。。
正直、産んだ後の書類はめんどくさいですが、それを加味してもテプタリンで出産して良かったと思ってます。それは、ドクターもナースも今まで、日本での出産を含めて一番良かったと思ってるし、あとは、、、長男次男を日本で出産した時よりもち出しが少なかったからです!
日本人御用達の病院と比べて、出産費用だけでいうと、3分の1以下でした。
私、国保払ってないし、社保も加入してないから出産一時金の38万円貰えないんですよ。
だから、やっぱお金はカナリ大きなポイントだったなと産んだ後の今思う。
だって夫の帯同家族だったらほんの少しの負担で産めたわけだしさ。そこは、素直に損していくんじゃなくて、自分の語学力と人脈をフル活用して、いかに損しないか、もとい、いかにスペシャルな経験に変えていくかなんじゃないかなと思います。
関西人として!!