
私、子供の頃公文を習っていて。
公文は嫌いだったし(笑)
今やらなくてもそのとき本気になれば計算なんてできるから、前倒しでやらせる必要なんてないかなー。
って思って、長男は3歳から5歳まで公文を習っていたのですが、タイに引越ししてきたときに辞めてしまったんですよね。
そして今、そのツケが回ってきました。笑
公文の算数メソッド
公文の子って、計算がめちゃくちゃ早いんですよ。
そろばんの子も早いけど、そろばんがめちゃくちゃできる子と、公文をそこそこやった子が同じくらいのスピードになる、はず。
これには理由があって、そろばんって頭の中の電卓(そろばん)で逐一計算するから、頭の中で処理が必要になるんだけど、公文って暗記なんですよ。
つまり、膨大なパターンの計算とその答えを毎日の反復学習によって暗記してるんです。
だから、足し算引き算はもちろん、最大公約数、最小公倍数、乗数なんかは公文勢は一瞬で答えられるんですよね。
受験における暗記のメリット
受験における暗記のメリットというのが、計算間違いをする確率が圧倒的に減ることなんですよね。
計算ってすればするほど計算間違いが起こる確率自体は上がっていくので、計算しないのが計算間違いをしないための一番良い方法なんですよ。
だから、有名中学受験塾では公文をやっていた子が多いのも納得。
・・・ということに、ここに来てようやく気づきました。
やっぱり一人目の子供っていろいろと不利ですよね。ごめんねー。
公文勢に負けるな!計算力向上法
公文をやってなくても大丈夫な理由
とはいえ、公文勢はだいたい小学2年生の終わりまでで公文を止めて学習塾に以降しまうので、そこで成長はストップしてる(はず)。
ちなみに、私自身も小学2年生の終わりで公文を止めており、その頃にしていた教材はL教材(高校レベル、Logや漸近線)でした。土曜日に公文に行った際に確認してきました。
大丈夫、とか言いながら、やっぱりやってた方が安心なので次男には公文をやらせましたけどね。笑
計算力向上方法
結局、数をこなして反復学習させるしかないんですよね。記憶させるためには。
というわけで、学年を超えた計算学習が必須になるので、この夏休み中に小学6年生までに習う小数・分数の計算方法まで全て教えてしまいました。
小数同士、分数同士、小数の割り算の筆算、異分母の分数計算はちびむすで無料プリントを利用して、1日3枚ほど学習すればすぐにできるようになりました。
異分母の計算二必要になってくる公約数、公倍数の範囲は中学受験用の問題集であれば小学4年生の範囲で出てくるので、トップクラス問題集の4年生の問題を進めながら、わからないところはYouTubeで解説を見せました。
しかし、中学受験では分数と小数の混合算や、()[]{}などのかっこを使った問題を正確に解く必要があるので、ある程度小数計算、分数計算を理解した後は、日能研から出ているマスター1095題を1日12問ずつ解かせています。
この問題集の良さは・・
- 余計な説明がない
- 計算に特化している
- 反復方式で、数字を変えた似たような問題が並んでいる
- 1日3問と取り組みやすい(我が家は毎日4日分12問取り組んでます)
小数点と分数の計算が理解できた後は、小学5年生の問題がちょうどいい難易度だと思います。
一周終われば6年生に突入して、5年生・6年生を何度も反復学習していこうと考えています。
こちらはこのまま使うと解答の幅が小さくて使いにくいので、問題を一問一問切り取って、ノートに貼って専用ノートを作成しています。
ちなみに、年長の次男は小学2年生の問題を利用しています。
九九さえ覚えてしまえば、公文では数字を書く練習をしているような年齢の子供でも難無く解けるレベルです。
最後に
中学受験をしよう!と決めたその瞬間に、勉強に対して求めるレベルがグンと上がり、日本の小学生の学習レベルの高さに驚きますよね。
社会が都道府県名を暗記している前提で授業が進むのと同じように、算数の授業はある程度の計算力を有していること前提に進みます。
九九の暗記、日本だと小学2年生だと当たり前のように誰でもできますが、この計算力は、インターナショナルスクールでは求められない日本独自のものです。やっぱり日本の教育はレベルが高いのだなと思い知らされます。
取り組みのスタートが遅かったとしても、正しく毎日努力をすれば計算力は絶対に身につけることができるので、得点源にできるよう、地道に続けていけたらいきたいです。
本日もお読みいただきありがとうございました。