英検2級の新試験は記述あり!合格点は?!【小学3年生英検勉強戦略】

こんにちは、バンコク在住、小3男子含む4児の母・えっちゃんです。

せっかくの自粛期間。プラスに考えて家でしかできない勉強をしよう。

と、行動されているお父様お母様もいらっしゃいますよね。

私も、前々から受験を考えていた英検の勉強を小3の息子に始めてさせてみることにしたのですが、私が受験した14年前から内容が変わっていてびっくりしました・・!

まだ日本語の語彙も集中力も未熟な小学生の受験ということもあり、戦略的に受験を考える必要がありますね。

・英検のメリット

・英検受験級の決め方

・英検のおすすめ参考書と学習法

英検とは

  • 「英検」は正式名称を「実用英語技能検定」
  • (従来式は)年3回実施される国内最大規模の英語検定試験
  • 試験により聞く・読む・書く・話すの4技能を測定

英検は5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つの級に分かれており、
レベルにあった試験に挑戦することになります。

英検公式ホームページ:https://www.eiken.or.jp/eiken/

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英検のメリット

英検のメリットは大きく3つ。

・小学生や英語初学者にも取り組みやすいこと

・証明資格として利用できること

・永久にその試験結果が有効であるということ

英検には英語初学者や小学生にも取り組みやすい級があるため、英語勉強のモチベーションになります。

また、英検の資格は中学、高校や大学での入試活用や、海外留学時の優遇、教員採用試験時の優遇など、社会のさまざまな場面で広く認められています。

そして、英検の資格はTOEIC のように有効期限がありません。

受験級の目安

下記に公式ウェブサイトを参考に受験級の目安をまとめてみました。

5級4級3級準2級2級準1級1級
推奨目安中学初級中学中級中学卒業高校中級高校卒業大学中級大学上級
試験内容(一次試験/二次試験)筆記・
リスニング
筆記・
リスニング
筆記・リスニング/面接筆記・リスニング/面接筆記・リスニング/面接筆記・リスニング/面接筆記・リスニング/面接
主な受験者小学校中学年〜中学生小学校高学年〜中学生中学生中学生〜
高校生
中学生〜
高校生
高校生〜
社会人
大学生〜
社会人
一次試験の試験時間(筆記/リスニング)25分/20分25分/30分50分/25分75分/25分85分/25分90分/30分100分/35分
二次試験の試験時間約3分約4分約5分約6分約7分約8分約10分

筆記試験にはマーク試験と記述試験があります

記述試験は2016年に新試験になり導入されました。おそらく、このブログをご覧の親御さんの時代にはなかったのではないでしょうか。

英検の受験方法

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従来型英検

従来型の試験会場で実施される筆記・面接による英検は年3回開催されます

受験は全国の会場、そして世界の主要都市でも可能です。英検のウェブサイトからチェックしてみてください。

英検S-CBT

また、2020年4月からは英検S-CBTというコンピューター上で受験できる形式がスタートしました。
こちらの対象は3級以上となり、全国112エリアにあるテストセンターでの受験となります。
英検S-CBTにより、一次試験と二次試験と2日必要だった判定が1日で可能になり、すべての土日で受験が可能となりました。

英検S−CBT

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中学帰国入試に必要な英検級

一般的には2級以上を取得しておく必要がありますが、最難関校になると、英検1級が必要とされています。

志望校によって目指す級は変わってきますが、帰国子女が増えて今後激化する一方である帰国入試を目指すのであれば出来るだけ上位級を狙って勉強しておく必要があります。

受験級の決め方

受験級はあくまで日本の義務教育を想定されています。

インターナショナルスクールに通う子供はどの程度の英語力を持っているか、その英語力がどの級に当てはまるのかはイマイチよくわかりませんよね。

以下に我が家が利用した級決定方法を示します。

過去問を利用する

過去問は英検のウェブサイトにて3回分が無料で公開されています。

子供の英語レベルがいまいちわからなかったので、あたりをつけて、準2級と2級の2つの問題を解かせてみました。

時間は気にせず、まずは解けるかどうか実力を知るのが良いです。
解いた後、採点をして得点率を計算してみてください。

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何割取れれば合格なのか

6割5分で合格と言われています。

2016年に英検にはCSEスコアという世界基準のスコア尺度が導入されたため、何割の点数を取れば合格かということがわかりづらくなりました。

素点で何点とれば合格できるかに関してはESLclubさんが設定されている合格点をウェブサイトにてで公開されています。

記事によると、以下のような点数が合格基準となるようです。

・英検準2級:目標点54点 / 83点(得点率65%)。

・英検2級:目標点60点 / 86点(得点率70%)

参考:【英検一次試験】合格点と時間配分を公開!2019年度最新版!(準1級・2級・準2級・3級・4級・5級):ESL club

低年齢の英検勉強法

問題を解かせた感想

さて、まずは第一歩の英検を解いてみることから我が家も初めてみました。

解いてみてわかったのですが、インター生であれ、まだ中身は小学3年生なので、語彙力が少ないです。

英検2級になると、単語の難易度も上がります。

普段学校で知らない言葉がここまで大量に出てくる文章を読んだり、選択肢に並ぶということがないので困惑している様子でした。

学習に使用する問題集

この歳の子供に単語の学習をさせるのはとても時間がかかり、かつそれだけで多くの時間を使うことになってしまうので。
問題を解く中で最低限の単語を覚えつつ、解き方の理解を深め、慣れることを目的とした問題集を使った学習を行うことに決めました。

私が選んだのは旺文社の予想問題ドリル。こちらは英検受験者の中でもっとも人気のある教材の一つになります。

予想問題ドリルは下記のような特徴があります。

・大人が7日間で読めるほどの簡潔にまとまっている。

・すべての問題に対して日本語訳が掲載されている。

・すべての問題に対し、詳しい解説がついている。

・覚えるべきイディオム・単語が無理のないページ数でまとめられている

私のように英語指導に慣れていない親や、単語単体での暗記に苦手意識のある方にはとても良い教材だと思います。

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